ワイヤーハーネス(ハーネス)とは

自動車には、各種の情報やエネルギーを運ぶため、数多くの電線が使用されています。
その数は、自動車1台につき約1,000本。
この膨大な数の電線に加え、これらを結ぶターミナル、コネクタなどをシステマチックに配線し、クルマに取り付けやすい形で1つのパーツとして完成させたものがワイヤーハーネスです。
「ハーネス」とは、もともと馬車の「引き具」の意味で、この引き具に相当するクルマの電線
配線網を「ワイヤーハーネス(ハーネス)」と呼ぶようになりました。

ワイヤーハーネスの種類

車室内にあるハーネスでは、インパネやダッシュボード周り、フロア(前後をつなぐハーネス)、 後部トランクなどのハーネスに大別され、エンジンルーム内のハーネスも含めて、
これらで1台分の車両のハーネスが成り立っています。